島根の事務所を退職して広島に移り、自分の事務所を設置して4か月が過ぎました。退職して広島に来た主目的は、もちろん開業するためですが、同時に、学位論文(国際税制)執筆にも注力するため。今は、島根の事務所のサポート業務をさせてもらいながら、空いた時間は研究論文に充てるという状況です。
ただ、もくろみとしては、もちろん広島で独自の税理士業務を模索して、事務所経営の安定をなどと考えていましたが、今のところ仕事依頼はまったくなく、開業というのがそう甘いものでない(当たり前ですね)ことを、愚かにも今更痛感するという情けない話です。
開業直前くらいに急に悪化したコロナの影響も続き、税理士会や研究会等の集まりがすべてキャンセルとなってしまい、外部との交流がほとんどないなかで時だけが過ぎていったという印象です。広島大学の非常勤講師の仕事も対面授業ができず録画方式での対応になりました。まったく想定外でした。
そういうわけで、幸か不幸か、今は時間がたっぷりとあるので、このブログをこれからできるだけ頻繁に書いてみようと思います。内容は、税務にまつわる役立つ情報はもちろん、それ以外にも、自分の研究分野に関することや、日々のできごとについて思うことなども入れる形で、ゆるく進めてみたいと思います。
昨年春から覚悟を決めて、今後の人生をかける覚悟で今年の春島根を出ました。不安があるのは当然としても、後悔や迷いのようなものはなく、ただ未来の新たな展開に希望をもっています。しばらく苦しい状況が続きそうですが、実務と研究に全力で取り組んでいきたいと思います。
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