2022年

新年になりました。正月休みは一瞬で過ぎ去り、昨日から(実質は今日から)仕事に戻りました。

とても遅れて明確になった人生目標を達するために、ほぼ冒険に近い形で出雲を後にしてからもうすぐ2年になります。国際税制、税務の実務家でありつつ、研究者を目指すという目標です。

2021年、学位の取得に至り、ある程度「研究者」に近づけたような感覚はありました。出発以来、少なくとも後退はしておらず徐々に前進していると言えそうです。

とはいえ、まだ研究家としても、実務家としても、冒険のただなかにあって、目指すゴールははるか彼方でよく見えさえしないというのが正直なところです。

広島に移って以来、学問においては努力が実る瞬間のたしかな達成感を味わうことができたものの、社会の中にある自分の小ささも痛感し、不安やおそれのようなものを常にまとっています。

ただ、縁故のない広島で個人開業しつつ、研究家になろうとする険しい道を選んだのは完全に自分の意思だから、後悔はなく、その目標はまったく揺らぎません。このような環境に身を置けていることをとても有難く感じます。

2022年も、実務と研究の両方に対して真摯にとりくんで、日々少しずつ前に進んでいければよいと思います。本年もよろしくお願いします。

事務所近くの空鞘稲生(そらさやいなお)神社に初詣でしました。

金山知明税理士事務所・国際税務コンサルティングオフィス

神戸に事務所登録をしている税理士、米国公認会計士、大学教員です。

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