9月に入り、少し涼しくなってきました。
私のオフィスがあるポートインクは、広島市中心部に位置していて、原爆ドームまで歩いて行ける距離です。広島の良いところだと僕が思うのは、こんなかなり大規模な街の中心部であっても川と緑が多く、落ち着いた雰囲気があることです。
オフィスとはいっても変わらず、勉強と論文メインの時間を過ごしていますが、疲れたときに外に出ると、いくつもの川があり、景色に癒される気がします。川の両岸には、だいたい遊歩道が整備され、たくさんのベンチが設置されていて、休めるようになっています。贅沢に思います。
川を往来する遊覧船とか、橋の上を行き来するトラム(路面電車)を見ていると、少しだけ、なんとなくオランダのアムステルダムにいるような雰囲気を味わえます。実際、中心市街地にこんなにたくさんの川がある町は、日本では珍しく、それが広島の長所であり、もっと評価されるべきだと感じます。
広島といえば、世界的にはやはり原爆との関連で、今は国際平和都市として有名ですが、それだけじゃなくて、中心部で川のある風景を至るところで楽しめるということも、街の大きな魅力だと僕は思っています。川の街としての知名度がもっとあっていいはずだという考えです。
現況、昨年まであんなにたくさん見かけた外国からの旅行者がほぼ姿を消していますが、回復した後は、平和公園周辺だけでなく、川を観光資源と捉えて、広島観光=川辺遊歩道ウォーキングとかが普及すれば、街に新たな印象が加わって知名度アップになるのではなどと勝手に考えています。
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