25日は、大阪の他大学で行われたセミナーにコメンテーターという希少?な立場で参加してきました。全編英語というなかなかやり甲斐のあるセミナーで、とてもよい経験になりました。
講師はイギリスの国立大学から来訪中の税法を専門とする准教授で、話をきくだけでもとても為になるのに、その講演の講評役をさせてもらえるとは、非常に有り難いことでした。
今世界中で導入されつつあるOECDによるGloBEルール(主にグローバルミニマム税)の定着に、主に発展途上国の見地から疑問を呈する内容で、興味深いレクチャーでした。
人と同じように、もちろん国にも多様性があるので、たしかに、トップダウンの統一ルールによってすべての国が利益を享受するというのは幻想に過ぎないかもというのも理解できます。
今日は新任校で税法3回目の講義。まったく時間配分がうまく行かず、何か空回りをしながら喋っている感覚でした。大学教員になって以来、もう何百という講義をしているのに・・、と思えてもどかしいばかりです。
静かに聞いてくれている学生たちのために、なんとか質の高い講義をするにはどうしたらいいか、真剣に考え続けたいと思います。
📷4/25 他大学のキャンパスで
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