完成と休息

8月も中旬になり、少し暑さが和らいだように感じます。広島に来てから過ごす2回目の夏です。少し丘に登って眺めの良い所から街を撮ってみました。

先日の最終試験時に指摘などを受けた部分をできる限り修正し、博士論文の原稿が完成したので、昨日、業者に製本を依頼しました。

博士論文に限らず、大学に学位論文の最終提出をするときは、ちゃんと業者に頼んで、黒のハードカバーに金文字の表紙を付けて製本するのが相場です。

スコットランドで書いた修士論文も、グラスゴー中央駅の近くの高架下にあるちょっと暗くて入りにくい感じの製本業者に、恐る恐る頼んだのを思い出します。

日本で学位論文の製本を頼むのはもちろん初めてでした。最近はメールでPDFデータを送れば製本して返送してくれる業者が多いので、別に広島じゃなくても離れた大都市の業者にも簡単に頼めてしまいます。

ところが、東京や大阪の業者を検索してみると、もうお盆休みに入っていたり、ハードカバー製本の価格が非常に高かったりで、ちょっと焦りました。

提出期限が迫っていて、どうしてもお盆前に発注する必要があったので必死に探したところ、広島市内にも店舗があるプリント業者で博士論文の製本もしてくれることがわかり、納期も価格も大丈夫だったので急いで発注をかけました。

あとは、今月下旬に完成する製本版を、大学に提出すれば、自分の作業は終了です。博士論文は、これまで4年間の僕の研究の集大成です。自分としては、一番書きたかったことの大部分を書けたという印象です。最終審査は9月とのこと。

お盆は少し休んでから、次なる研究テーマに向かって動き出そうと思っています。事務所は13日から16日までを休業ということにしました。


金山知明税理士事務所・国際税務コンサルティングオフィス

神戸に事務所登録をしている税理士、米国公認会計士、大学教員です。

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