専門外科目

5月も終わりが近づきました。5月4週目も、大学での講義、自事務所の税理士業務、出雲の出身事務所への支援出張など、非常に慌ただしい週でした。

大学では、専門である会計・税法科目以外に、基礎演習やキャリアデザイン系の講義も担当しています（小さい大学なのでクラス担任のような立場で）。

この基礎演習とキャリアの授業は、大学に入りたての若者に対して、基礎学力の向上のための（大学での学び方を教える）演習と、大学後の進路に関する具体的な構想をもたせる講義を行うというもの。

演習と講義の内容については、ほぼ自分で考案したものを使うので、とにかく毎回何をするかを考えて準備をする必要があり、専門分野よりも負担を重く感じ、悩ましくもあります。

それに正直、みんな若すぎることもあって、大学での学びや自分の進路開拓についてそれほど積極的でない学生が多いですが、これはどこかで無理もないことだと感じます。

逆に、とても不真面目な大学生時代を過ごした私からすれば、積極的でない（授業にあまり集中してくれない）にしても毎回演習や講義に出席してくる彼らを、（実は）当時の自分よりは偉いと思ったりします。

大学教員生活は2年目となりましたが、昨年3月に採用を受けたとき、大学1年生向けに基礎学力やキャリア系の講義をする立場になることは本当は想定外でした。

毎回どんな内容をやれば興味をもってくれるか、手探り状態が続き、感覚的にはハッキリ言って失敗の連続ですが、ただこれも大事な経験だと思い、工夫を重ねてみようと思っています。春学期も後半に入ります。

📷5/27@六甲アイランド内